和裁士になる学校- 実力派プロ和裁士になろう|辻村和服専門学校

【和裁士】中田友香さん

身近だった和裁の仕事 マイペースで続けていく。

身近だった和裁の仕事
マイペースで続けていく。
和裁士
中田友香さん
(有)辻村和裁研究所 勤務 静岡県焼津市出身
辻村和服専門学校 師範科 2004年3月卒

幼い頃、家で祖母が人から頼まれた着物を縫っているのを見ていたので、和裁という仕事があることは早くから知っていました。自分も幼稚園の頃から外で遊ぶより家の中で手芸をする方が好きなタイプ。だから、この道を目指したのは自然なことだと思います。

 この学校に体験入学に来た時、校舎に何枚も絵が飾ってあるのを見て「素敵だな」と思ったのが入学のきっかけです。他の学校も見学したのですがビルの一角にあったり、あまりきれいではなかったり、心に響くものがありませんでした。辻村は校舎がきれいで設備も整っていたし、しかも、和裁以外にお茶や着付け、料理が学べるのにも魅力を感じました。体験入学で少しだけ浴衣を縫った時は「和裁の縫い方は難しいな」とも思ったけれど、興味も湧きました。

 着物をほどいてみると、それぞれが一片の布に戻り、仕立て直すことを前提に作られているのがよく分かります。構造を知れば知るほど、日本人の知恵を感じて「着物っていいな」と思うんです。ただ、在学中は納期に追われて、ただひたすら黙々と縫っていた気がします。そのおかげでプロの納期の感覚が身につきましたし、同じことを学んで一緒に頑張っている友だちが周囲にいたことが支えでした。和裁以外の授業をみんなで楽しく受けたのもいい思い出です。

 今は主にコートや羽織を縫っています。学生時代は縫えなかった着物の種類ですし、やりがいを感じています。

 私はマイペースで、人と話をするのが得意なタイプではないので、この先結婚をして子どもができても先輩主婦の方々のように子育てをしながらこうして和裁を続けられたらいいなあと思うんです。今、仕事以外では、姪の七五三に向けて祝着を仕立ててあげたいと考えています。

 家族の節目に着物を仕立てられるのも和裁士の醍醐味ですね。