和裁士になる学校- 実力派プロ和裁士になろう|辻村和服専門学校

卒業生の活躍

【和裁技能士】上田泰子さん

和裁はもちろん、
着付けも仕事に活かしてます
上田泰子さん(1997年卒)

●藤枝市出身
●外注8年

 もともと縫ったりすることが好きで高校も被服科でした。そこで先生に「和裁はいいよー」と言われ、興味を持ったのがキッカケです。洋裁と違って流行がないから、ずっと長く続けられると思いました。
  辻村は全寮制なので、友人たちとの協同生活という貴重な経験ができたのが良かったですね。大変な部分もあったけど、毎日が合宿のようで振り返ればとても楽しい学生生活でした。1年生の頃からみっちり和裁を学べたのもありがたかったです。
  卒業後は外注として自宅で和裁を続けています。月に7枚ぐらい縫って10万円ちょっとになるかな。何もしない日もあれば、がんばる日もあって、時間の自由がきくから楽です。ただ自分で自分をちゃんとコントロールしなきゃいけない大変さはありますけど、それは何の仕事をやってもきっと同じですからね。3~4年前に1級資格を取得しました。1級を取ると丁寧なお仕立てが売りの商品を頼まれるようになるので、収入も多少違ってきます。よその呉服屋さんに行っても優先してお仕事を頼まれるんじゃないかな。
  何より結婚して家庭を持っても続けていられるのがいいですね。今は美容院と契約して着付けもやっているのですが、お客さんはほつれているのに気づかなかったり、しつけ糸かと思って必要な糸を外しちゃったりするんです。そんなことに気づけて、ちょこちょこっとその場で直したり、衿を留めたりと、着付けでも和裁が役立っています。将来は和裁と両立できたらいいなと思っています。

※取材時より、15年以上経ちましたが、現在も辻村和裁研究所の外注として和裁の仕事をしています。

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