先輩のお仕事紹介
近年の卒業生の活躍を一部紹介します(instagram等で紹介中)
令和6年12月、一般社団法人日本和裁士会の「全国和裁技術コンクール」きものの部にて
長田さんが第1位の内閣総理大臣賞、石野さんが文部科学大臣賞、増田さんが農林水産大臣賞を受賞!
(みなさん、系列の辻村和裁研究所にて活躍中です)
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令和6年開催の第32回技能グランプリで銀賞を受賞した長田さん、石野さん
(系列の辻村和裁研究所に所属し、和裁技能士として活躍中です)
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松竹衣裳株式会社さんに勤務 2022年高等師範科卒
歌舞伎・演劇・映画・テレビ・舞踊における衣裳の着付けや製作等を行う松竹衣裳株式会社(https://www.shochiku-costume.co.jp/)に勤務している卒業生にお話しを伺いました。(このページの下段にインタビューを掲載しています)
おしゃれ処布屋(布屋呉服店)さんに勤務 2022年師範科卒石川さん
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スタジオもなみさんに勤務 2022年師範科卒山本さん
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Kimono梅千代さんに勤務 2022年師範科卒山口さん
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和裁技能士として活躍(系列の辻村和裁研究所所属)
一生いかせる技術を身に付けました。
根元さん
辻村和服専門学校 師範科 2011年3月卒
着物の良さに改めて気付いてもらいたい
力元さん
静岡県富士市出身
辻村和服専門学校 和裁本科(2年制) 2016年3月卒
和裁技能士として活躍【卒業後も長い年月、辻村和裁研究所に所属し、今なお活躍】
和裁はもちろん、
着付けも仕事に活かしてます
着物のお店をOPEN
「縫う」「売る」だけでなく、
着物の楽しさを伝えるのも私たちの役目!
高橋さん(2000年卒)
※現在は当校の職員としても活躍していただいてます。
【卒業後の進路説明】
辻村和裁研究所所属の和裁技能士
着物を仕立てる針仕事のプロである和裁技能士。反物から着物、振袖、羽織、長じゅばん、袴、コートなどを仕立てます。プロとして活躍するには、高度な技術と知識の習得が必要です。辻村和服専門学校を卒業したあとは、そんな和裁技能士になる道が開けています。系列企業に辻村和裁研究所(着物仕立て・お直し 辻村)があり、多くの呉服店、専門チェーン店、商社、デパートと取引しています。辻村和裁研究所が、卒業生で和裁技能士として活躍したい方には、仕事をお渡ししています。専属和裁技能士という形で仕立てた内容・枚数に見合う金額をお支払しています。専属和裁技能士の中には、自宅や寮から通って会社で仕事をする人や自宅で仕事をする人がいます。会社は学校と同じ敷地内にあり、通って和裁をする人には、分からないことや不安なことがあるとすぐに学校の先生に聞きに行ける環境があります。仲間もたくさんいる中で仕事をします。自宅で和裁をする人も多いです。例えば結婚や出産を経験した人は、自宅で家事や子育てをしながら和裁をします。静岡市内の方は、会社に反物を取りに来て、家で仕立てをし、完成した着物を会社に持ってきます。静岡県外の方は、会社から反物を送ってもらい、家で仕立てをし、完成した着物を会社に送ります。こんな風に皆、それぞれにあったシチュエーションで自分のペースで仕事をしています。
●2013年師範科卒 小林さん(外部サイト【リクルート】にてインタビュー掲載)
令和6年開催の第32回技能グランプリで銀賞を受賞した長田さん、石野さん
(系列の辻村和裁研究所に所属し、和裁技能士和裁技能士として活躍中です)
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【その他和裁技能士】
独立和裁技能士は着物を仕立てるということは、変わりませんが、仕立ての仕事を自分で営業活動をして、取る必要があります。辻村和裁研究所に所属する場合は、営業する必要がなく、仕立てに集中できますが、独立した場合は、すべて自分で行う必要があり、その分収入が高くなるのが一般的です。
また呉服店に和裁技能士として就職するケースもあります。
【舞台衣裳制作】
松竹衣裳株式会社さんに勤務 2022年高等師範科卒
歌舞伎・演劇・映画・テレビ・舞踊における衣裳の着付けや製作等を行う松竹衣裳株式会社(https://www.shochiku-costume.co.jp/)に勤務している卒業生にお話しを伺いました。
【現在のお仕事について】
入社1年目の私ですが、同期の1年目や2年目の方にも同じ辻村和服専門学校出身がいます。私は衣裳の縫製の担当で、主に歌舞伎役者さんの衣裳の仕立てやお直しをしています。他にも映画やドラマ、イベント等の衣裳も手掛けます。有名な役者さんの衣裳も仕立てるので、インターネット上やテレビ等で役者さんが実際に着用されている姿を見ることができ、自分の仕事にとてもやりがいを感じます。これから歌舞伎等のお芝居も劇場にて生で観て、もっと勉強していければと思います。
【この仕事を選んだきっかけ】
辻村和服専門学校1年生の時に学校行事で歌舞伎を観に行く機会がありました。その時、歌舞伎の衣裳の綺麗さに惹かれました。自分の縫ったものがあんなにもキラキラしている舞台で着てもらえたら嬉しいと思いました。学校を卒業後にそのまま系列企業で和裁の仕事をすることも考えましたが、静岡出身の私は東京で仕事をしたい思いもあり、この仕事を選びました。
【学生生活を振り返って】
家政科等ではない普通科の高校の出身ですが、辻村和服専門学校に入学する前に目標を決めて入学しました。自分の振袖を自分で縫いたい、在学中の5年間で国家和裁技能士検定1級を取得したいと思っていました。最初の1、2年は慣れることで大変でしたが、目標の2年目に自分の成人式の振袖を仕立てたり、国家検定2級を取得することができました。3年生からは技能五輪全国大会に出場し、4年生の時には入賞することもできました。入学して、張り合いのある同級生にも恵まれ、切磋琢磨しながら自分の技術を磨くことができました。授業中、同級生と自主的に仕立ての競争もよくしていました。卒業年次の5年生のときには目標の国家和裁技能士検定1級も取得でき、とても充実した学生生活を過ごすことができたと思います。
【今後の目標】
身近な目標は、仕事をしっかり覚えることです。学生の時に縫っていたときと手順や縫い方も違います。今はまだ確認しながら縫うことも多いです。周りの先輩方は仕事も早く、さらっと仕立てているので、自分も早くそうなりたいと思っています。将来的には、歌舞伎衣裳の中でも、主役級の方のお仕事を任されるような存在になりたいです。
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。
また、松竹衣裳株式会社のご関係者の皆様、ありがとうございました。
辻村和服専門学校 和裁教師
当校の和裁教師のほとんどは学生そして辻村和裁研究所の和裁技能士を経ています。このように、プロの職業として経験し、それから辻村和服専門学校の教師になる人がいます。
●2018年高等師範科卒 本城先生
(外部サイト【リクルート】にてインタビュー掲載)
きものアドバイザー
着物を販売しているお店(呉服店や専門チェーン店)に就職します。学校で学んだ知識を生かして接客し、着物を販売したり、コーディネートのアドバイスをすることが一般的です。卒業生で、地元の呉服店勤めをしている人も少なくありません。
・おしゃれ処布屋(布屋呉服店)さんに勤務 2022年師範科卒石川さん
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●スタジオもなみさんに勤務 2022年師範科卒山本さん
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●Kimono梅千代さんに勤務 2022年師範科卒山口さん
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独立開業
和裁の技術、着物の知識があれば、独立開業も夢ではありません。きものカフェやショップ、和裁教室を開業している人がいます。
写真スタジオ
レンタルで着物を着る方も増えました。七五三や成人式等、お客様の記念日のお手伝いをする仕事になります。
【近年の就職実績】
●和裁
㈲辻村和裁研究所
辻村和服専門学校
●歌舞伎・舞台衣装関係
松竹衣裳㈱
●呉服業界
㈱アニバーサリージャパン
㈱市川呉服店
㈱一蔵
㈱川島織物セルコン
㈱紺文シルク
㈱京呉服ふじや
㈲京都もなみ
㈱コノエ
㈱さかたや
㈱布屋呉服店
㈱BANKANわものや
㈱ブライトネス
豊彩㈱
㈲桝忠
㈱みやがわ
㈱やまと
㈲和道楽着物屋
等